【 熊野詣 】 熊野詣(くまももうで)とは、熊野三山(さんざん)を詣でること。平安時代、都があった京都から上皇や法王が大勢の供を連れて、何度も旅したという。交通手段のほとんどが徒歩だった時代に、往復600キロ。険しい山道…

【 熊野詣 】 熊野詣(くまももうで)とは、熊野三山(さんざん)を詣でること。平安時代、都があった京都から上皇や法王が大勢の供を連れて、何度も旅したという。交通手段のほとんどが徒歩だった時代に、往復600キロ。険しい山道…
【 大イチョウ 】 12月だというのに暖かい。天気は快晴。日差しがあるからというより、今年は、秋も冬も暖かく・・・。まだ、そんな話ができた頃に、今が盛りのように黄色く色づいた県内の大イチョウめぐりの旅を敢行した。気温が高…
【 千里海岸 】 ここはみなべ町の千里の浜。熊野古道の中で、唯一、白砂青松の浜辺を歩く場所。いにしえの旅人もきっと、美しい海や潮の香りを満喫したに違いない。そんな海、砂浜から今回の旅が始まる。11月だというのに日差しが暖…
【 水垢離 】 熊野古道は、田辺や上富田あたりから、山深い中辺路(なかへち)へと入り、まずは本宮(ほんぐう)を目指す。このあたりは、山間部への入り口で口熊野(くちくまの)と呼ばれ、参詣者は、海や川などで穢れを落とし、身を…
【弁慶】 田辺市の玄関口、JR紀伊田辺駅。2019年7月、駅舎が新しくなり、イメージが変わった。紀伊田辺駅といえば、駅前の弁慶(武蔵坊弁慶/むさしぼう・べんけい)の大きな銅像が有名だ。今回は、田辺市で弁慶ゆかりの地を訪ね…
【 熊野本宮大社 】 今年(2022年)は、熊野本宮大社の正遷座(しょうせんざ)130年の年。1889年(明治22年)の紀伊半島大水害で、熊野本宮大社は多くの社殿が流される甚大な被害を受け、難を逃れた四社が現在の地に移さ…