【 熊野詣 】 熊野詣(くまももうで)とは、熊野三山(さんざん)を詣でること。平安時代、都があった京都から上皇や法王が大勢の供を連れて、何度も旅したという。交通手段のほとんどが徒歩だった時代に、往復600キロ。険しい山道…

【 熊野詣 】 熊野詣(くまももうで)とは、熊野三山(さんざん)を詣でること。平安時代、都があった京都から上皇や法王が大勢の供を連れて、何度も旅したという。交通手段のほとんどが徒歩だった時代に、往復600キロ。険しい山道…
【 プロローグ 】 地名で言えば、和歌山市和歌浦西(わかうらにし)にある御手洗池(みたらいいけ)公園。もとは海だったとも、川だったともいわれるが、今は池。中央に島があり、赤い欄干の御手洗池橋が架かる。ここは、知る人ぞ知る…
【 大イチョウ 】 12月だというのに暖かい。天気は快晴。日差しがあるからというより、今年は、秋も冬も暖かく・・・。まだ、そんな話ができた頃に、今が盛りのように黄色く色づいた県内の大イチョウめぐりの旅を敢行した。気温が高…
【 高野口駅 】 伊都郡高野口町は、2006年3月1日から橋本市高野口町になった。平成の大合併のひとつだ。その名の通り、高野山への入り口に位置する。その玄関となるのが、JR和歌山線の高野口駅で、今回の旅は、この駅前から始…
【 大島 】 串本町といえば、本州最南端の潮岬と、民間初のロケット発射場「スペースポート紀伊」があることが有名だ。今年3月、初号機ロケットの発射は上手くいかなかったが、2号機の年内発射に向けて動き始め、注目が集まっている…
【 水垢離 】 熊野古道は、田辺や上富田あたりから、山深い中辺路(なかへち)へと入り、まずは本宮(ほんぐう)を目指す。このあたりは、山間部への入り口で口熊野(くちくまの)と呼ばれ、参詣者は、海や川などで穢れを落とし、身を…