串本、アートを見つけ、楽しむ旅

【 本州最南端 】

注目スポットが多い串本町の中で、存在感が大きいのは、やはり「本州最南端」。ここが本州で最も南にあるという事実が、訪れる人のテンションを上げる。旅人の柳橋さやかさん(写真右)と三浦ちあきさんもそう。そして、このコンビは16回目の旅と、すっかり、おなじみだが、今回は、柳橋さんが主導する。潮岬観光タワー前からスタート。

潮岬観光タワー前

潮岬観光タワー前

☆番組は、ここから聞くことができます。

この2人は、3年前、2020年12月「冬の味覚、エビを知ってエビをいただく旅」(三浦ちあき&柳橋さやか)のエンディングでも同じ場所を訪れている。同じように、望楼の芝生を歩いて、本州最南端まで歩く。大型船が行き交う太平洋の大海原が広がる。
望楼の芝生を歩く

望楼の芝生を歩く

本州最南端からの眺め

本州最南端からの眺め

潮風の休憩所のベンチにも座ってみた。ここは、いつ来ても素晴らしい。さぁ、出発しよう。
本州最南端に来た

本州最南端に来た

潮風の休憩所のベンチ

潮風の休憩所のベンチ

【 自然のアート 】

まずは、串本を代表する自然のアート、橋杭岩へ。ジオパークでもあるダイナミックな岩景色の橋杭岩だが、満潮時と干潮時では、景色が全く違う。今回は、干潮時に訪れた。橋杭岩が岸から陸続きになっている。というわけで、岩まで歩くことに。

干潮時の橋杭岩

干潮時の橋杭岩

橋杭岩の岩に向かう

橋杭岩の岩に向かう

柳橋さんは、干潮の橋杭岩の景色は初めてだと、興奮気味。見るのが初めてだから、当然、歩くのも初めてだ。道の駅や駐車場などから、橋杭岩を眺めても、岩は大きいが、大きさに実感がない。だが、近づいていくと、その大きさが際立つ。岩は大きいもので高さが20メートル。かるく身長の10倍以上!!
潮が引いた橋杭岩の岩場

潮が引いた橋杭岩の岩場

橋杭岩の岩に近づく

橋杭岩の岩に近づく

気象庁のホームページなどで、干満の時刻が公表されているので、みなさんもぜひ、干潮時を見計らって訪ねてみてほしい。女子2人は、訪れた時、たまたま干潮時だったように話しているが、そんなことはない。干潮にあわせて、旅の行程は組まれている。
橋杭岩前の柳橋さん

橋杭岩前の柳橋さん

橋杭岩前の三浦さん

橋杭岩前の三浦さん

道の駅くしもと橋杭岩には、2階に展望デッキがあり、橋杭岩の全容を眺めることができるほか、橋杭岩の絵と岩の名前が掲示されている。女子たちがタッチしたのは「はさみ岩」だった。三浦さんがかつて岩タッチしたのは、2019年9月「串本・古座川、ジオパークと伝説を訪ねる旅」(三浦ちあき&伊舞なおみ)で、この時も「はさみ岩」だった。狙ったわけじゃないが、同じ岩へと歩いて行ってしまった。歩きやすいのかもしれない。名物のキンカンソフトクリームはおいしかった。
タッチした岩はどの岩か

タッチした岩はどの岩か

きんかんソフトクリーム

きんかんソフトクリーム

【 なんだこれ 】

JR紀勢本線の串本駅前に、船のモニュメントがあると聞いてやってきた。美しい帆船だ。女子2人が話したとおり、串本町で、歴史的な船といえば、トルコ軍艦エルトゥールル号と思いがち。だが、違う。ここにあるのは、アメリカの商船、レディ・ワシントン号。1791年、黒船来航よりも60年あまり早く、日本に国交を求めてやってきた初めてのアメリカ船だ。ここのブロンズ像は、地元のロータリークラブが寄贈したもの。そして、ジョン・ケンドリック船長は、日本に初めて上陸したアメリカ人といわれている。この船長の名が、和歌山県の「小中学生英語スピーチコンテスト」に残されている。ジョン・ケンドリック杯。第29回の今年も、決勝大会が12月に開催される。

レディ・ワシントン号

レディ・ワシントン号

串本町二色(にしき)の国道42号脇に目玉のような大きな丸いオブジェがある。これは、トルコのお守り、ナザール・ボンジュック(ナザール・ボンジュウとも)。目玉に見えて正解。ギリシア神話に登場する怪物、メドゥーサの目といわれ、その目は、見た者を恐怖で石のように硬直させてしまうとされる。この強力パワーに由来するのかどうか、アクセサリーなどとして、身につけていると、他人の邪な視線や悪意をはねつけ、厄災から守るといわれている。トルコでは、色んな所にあるらしい。ちなみに、ここにある大きなナザール・ボンジュックは、地域の安全と交通安全を守るために設置されたらしい。
大きなオブジェはお守り

大きなオブジェはお守り

【 カラフルな駅 】

紀の国トレイナートの駅舎アートのひとつ、JR紀勢本線の紀伊有田駅(きいありたえき)にやってきた。色んな大きさ、色の円が無数に描かれたカラフルな外観の駅舎となっている。和歌山市在住の画家まつおさんが足かけ5年をかけて完成させた。ふだんは、静かな無人駅だが、建設中の高速道路「すさみ串本道路」が近くを通るとあって、工事の大型ダンプカーがかなりの頻度で行き交う。

カラフルな紀伊有田駅

カラフルな紀伊有田駅

紀伊有田駅にやってきた

紀伊有田駅にやってきた

紀伊有田駅は、駅舎が小さく、その内側に、壁も床も天井も、すべてつながった、海とも宇宙ともとれる絵が描かれているので、中に入ると、海の中にいるような、宇宙空間にいるような、不思議で楽しい感覚を覚える。みなさんもぜひ、体感してほしい。
紀伊有田駅の駅舎内

紀伊有田駅の駅舎内

紀伊有田駅の駅舎内

紀伊有田駅の駅舎内

「ちあきさんに見せたかった」と話す柳橋さん。別の番組で、作者の画家まつおさんと知り合い、制作途中から色んな話を聞いて、案内できるほどに詳しくなっている柳橋さんだが、実は、現地を訪れたのは、初めてという。
画家まつおさん作品も

画家まつおさん作品も

駅舎を抜けると

駅舎を抜けると

駅舎の中には、画家まつおさんの作品が無人販売されている。駅舎を抜けてホームに出ると、そこにもアートは続いていた。女子たちは、駅舎からのアプローチだったが、電車に乗ってこの駅を訪れても楽しそうだ。
ホームを歩く

ホームを歩く

駅舎をホームから

駅舎をホームから

女子2人はそれぞれに、駅舎アートを楽しみ、映え写真を撮っていた。
駅舎で遊ぶ三浦さん

駅舎で遊ぶ三浦さん

映え撮影する柳橋さん

映え撮影する柳橋さん

【 立ち上がった海岸 】

「海岸が立ち上がっている」って、どんな状態? ジオパークの案内にも書かれているが、今いちイメージが湧かない。でも、実際に見てみると、間違いなく「立ち上がっている」。地層が立体的に層をなし、境目が段になっていといえばわかるだろうか?立ち上がってさらに曲がっているもの(褶曲)もある。

江田海岸で

江田海岸で

歩く女子とさわる女子

歩く女子とさわる女子

三浦さんが何度も口にしたたとえ「ミルフィーユ」は、確かにそうなのだが、立ち上がっていない地層でも言えたりする。現に、2022年1月「高速スイスイ、紀南へドライブ旅」(三浦ちあき&伊舞なおみ)で訪れた、串本町の和深海岸でも、三浦さんは「ミルフィーユ」と表現していた。露出した地層は総じてミルフィーユに見えがちだ。
立ち上がって曲がってる

立ち上がって曲がってる

立ち上がってる地層海岸

立ち上がってる地層海岸

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