和歌山、ソワレの香りをたどる旅

【京橋プロムナード】

城下町和歌山市は堀の名残とも思われる5本の内川と呼ばれる川が流れている。そのうちのひとつ、市堀川(しほりかわ)に架かる橋の一つが京橋。和歌山市の中心市街地、本町(ほんまち)に近く、交通量も多い。そして、橋は拡幅されて、憩いのスペースが設けられている。京橋プロムナードだ。概ね、旅はここから始まったと言っていいだろう。旅女子は、三浦ちあきさん(手にはロケ地マップ)と伊舞なおみさん(写真左)。この2人で12回めの旅。1年分旅している計算になる。ベテランコンビと言っておこう。

市堀川の遊歩道から

市堀川の遊歩道から


☆番組は、ここから聞くことができます。

映画ソワレの冒頭のシーンも京橋プロムナードだった。細かくいえば、主演の村上虹郎(むらかみ・にじろう)さんが、市堀川の遊歩道から、京橋プロムナードへと登ってくる。同じことを女子旅でもしようと思ったのだが、遊歩道が何やら工事中で、京橋プロムナードへと登っていけなかった。そこでオープニングは遊歩道、そのあとが、京橋プロムナードとなった。この日の市堀川は、美しい景色を見せていた。
市堀川と遊歩道(西側)

市堀川と遊歩道(西側)

市堀川と遊歩道(東側)

市堀川と遊歩道(東側)

京橋プロムナードは和歌山市民にとってはなじみ深い。映画ソワレの冒頭で、多数の和歌山市民が気づいたと思う。が、映画では東京の設定だったとか。これが話をややこしくした。伊舞さんはそのことを外山文治(そとやま・ぶんじ)監督に言ったとか。いずれにせよ、和歌山で映画を撮影してくれたことは県民にとっての喜びだし、みんなで盛り立てていきたい思いだ。映画ソワレについては、同じコンビで旅した今年(2020年)8月旅「美浜・由良、五感で涼を感じる旅」に記しているのでここでは省略する。8月下旬に全国公開となった後、各地で好評だったようだが、この旅の放送の時点では、県内での上映は終了している。
京橋プロムナードで

京橋プロムナードで

京橋プロムナード

京橋プロムナード

自らをミーハーと言い切った三浦さんは、京橋プロムナードで、まず虹郎さんの余韻を確かめていた。今回の旅では、映画ソワレをヒントに和歌山市内をめぐる。ロケ地巡り=聖地巡礼にとどまらず、その場でシーンを再現する「ソワレごっこ」も、あちらこちらでやってみた。

【浜の宮ビーチ】

沖を埋め立てて、和歌山マリーナシティをつくり、大きな斜張橋(サンブリッジ)が架けられたりして、景色はずいぶん様変わりしているが、浜の宮海水浴場は古くからある。和歌山市が誇る水も景色も美しいビーチの一つだ。女子2人は初めて訪れたという。

浜の宮海水浴場で

浜の宮海水浴場で

浜の宮海水浴場で

浜の宮海水浴場で

映画ソワレでは、このビーチで2人が口論から大げんかへと発展する。ソワレごっこをやってみる。なにか変だが、楽しそうだ。まあよしとしよう。
ソワレごっこ・浜の宮編

ソワレごっこ・浜の宮編

ソワレごっこ・浜の宮編

ソワレごっこ・浜の宮編

【和歌浦天満宮】

境内からは浜の宮ビーチを望むことができる和歌浦天満宮へとやってきた。映画ソワレでは、その絶景が、ヒロイン・タカラとともに登場する。鳥居をくぐってすぐ左に映画ソワレのチラシが貼ってあり、聖地感が高まる。

和歌浦天満宮で

和歌浦天満宮で

参道にソワレのチラシ

参道にソワレのチラシ

楼門を見上げた女子2人は、その手前の直線だが険しそうな石段にやや怯み気味。50段とは思えない高さ、威圧感がある。三浦さんは、今年2月の「和歌の浦をひとめぐり、絶景の小径を歩く旅」で五島奈津紀さんとともに訪れている(このときは石段を登っていない)。さあ、登るぞ。
楼門へと続く急な石段

楼門へと続く急な石段

和歌浦天満宮へ

和歌浦天満宮へ

学問の神様とあって参拝者が絶えない。特にこれからの季節は合格祈願が増える。女子2人は、絶景を楽しみ、参拝し、映画ソワレの絵馬を見つけた。村上虹郎さんと芋生悠(いもう・はるか)さん、それに、外山文治監督のサインとメッセージが記されていた。確かにここに来ていたことに、三浦さん感激。
和歌浦天満宮

和歌浦天満宮

ソワレの絵馬発見

ソワレの絵馬発見

境内にもソワレのポスターがあった。
和歌浦天満宮にソワレのポスター

和歌浦天満宮にソワレのポスター

ソワレごっこへの道・天満宮編

ソワレごっこへの道・天満宮編

女子2人は、ロケ地マップの写真を確認し、ヒロインになりきって、ソワレごっこをしてみた。
和歌浦天満宮からの眺め

和歌浦天満宮からの眺め

ソワレごっこ・天満宮編

ソワレごっこ・天満宮編

<番外>放送には登場しないが、和歌浦天満宮近くで寄り道。映画ソワレに登場するコインランドリーだ。映画ソワレでは2人の待ち合わせ場所のようにもなっていた。屋号もなにもかもそのまんまのランドリーがある。ここでもソワレごっこを楽しんだ。そして、この場所から和歌浦天満宮が見えることに気づいた。
ソワレごっこ・ランドリー編

ソワレごっこ・ランドリー編

和歌浦天満宮を望む

和歌浦天満宮を望む

【河西橋】

映画ソワレで翔太とタカラが再会する河西橋(かせいばし)へ。紀の川大橋と北島橋の間に架かる歩行者と二輪車の専用橋。そう、この橋は車が通れない。なので、車でのアプローチができず、この橋を含むウォーキングをすることに。和歌山市民会館と旧和歌山市民図書館の間を紀ノ川方面へ歩き始めた。ここを歩くのは初めてだという女子2人。

市民会館の横を歩く

市民会館の横を歩く

南海線の踏切

南海線の踏切

再びの市堀川を渡り(材木橋)、南海線を越え、南海和歌山市駅の線路や構内を見ながらしばらく歩いて、堤防道路へ上がり、河西橋へというプランだったが、ベテラン女子はそうはいかない。
南海線の線路

南海線の線路

二宮金次郎像と

二宮金次郎像と

<番外>放送には登場しないが、水天宮と、そこに立つ二宮金次郎像を見つけ、駆け寄る。
路地奥の階段を上る

路地奥の階段を上る

紀ノ川の左岸に出た

紀ノ川の左岸に出た

少し歩いて、民家と民家の間にある鉄のはしごのような階段を見つけて登る。左岸の堤防道路には出た。そして、紀ノ川を見ながら河西橋まで歩く。渡り初めて振り返るとキーノ和歌山が見え、向こうからも見えているかもと話す女子。
ソワレの面影・河西橋

ソワレの面影・河西橋

河西橋から紀ノ川河口側を望む

河西橋から紀ノ川河口側を望む

初めて歩いて渡る紀ノ川。眺めが新鮮だが、橋の欄干が素通しで、足下は直下の水面が見通せ、スリルもある。映画ソワレでは、タカラが欄干に登ったりしていたが、ここでのソワレごっこは危険と判断。
河西橋から紀ノ川の水面を見下ろす

河西橋から紀ノ川の水面を見下ろす

河西橋から紀ノ川の水面を見下ろす

河西橋から紀ノ川の水面を見下ろす

河西橋は全長473メートル。鉄道橋として架設され、築100年を超える。老朽化などあり、すぐ上流側に新橋の建設が始まっている。2024年の完成という。すでにコンクリート製の橋脚が設置され、この日は、浚渫船が出ていた。新しい橋ができるのはいいことだが、この味のある橋はあと数年の命ということになる。
河西橋の上流側に新橋脚と浚渫船

河西橋の上流側に新橋脚と浚渫船

河西橋を歩く

河西橋を歩く

渡っているときは当然見えない橋の全景を見て、石積みの橋脚が味わい深いと伊舞さん。話しながら渡るとあっという間だったという感想。そんな訳で、渡りきって、やりきった感全開の女子2人だが、旅はまだ終わらない。
河西橋を渡り終えた

河西橋を渡り終えた

河西橋を下から望む

河西橋を下から望む

<番外>放送には登場しないが、実は、河西橋を渡った後、紀ノ川右岸にある自転車専用道路を紀の川大橋の向こうまで歩いた。そこには自転車専用道路の案内標識があり、新宮までの距離が記されていて、つながっている感が楽しい。いつか、この道路でいく日は来るのか。
紀ノ川右岸自転車専用道

紀ノ川右岸自転車専用道

自転車専用道の案内板と

自転車専用道の案内板と

【和歌山港】

四国への玄関、南海フェリーの和歌山港へやってきた。去年(2019年)12月に就航したばかりの新造船フェリー“あい”が停泊していた。映画ソワレに出てくるのはもう一つのフェリー“かつらぎ”。ご主人の実家が徳島ということで、よく利用すると話すのは伊舞さん。南海の和歌山港駅からの連絡橋も映画では重要なシーンだった。今回は見上げただけ。

南海フェリー和歌山港連絡橋など

南海フェリー和歌山港連絡橋など

南海フェリー❝あい❞”

南海フェリー❝あい❞”

映画ソワレのクライマックス。女子2人は、チケットを買う、手をつないで走るという2シーンをごっこする。背景の青岸橋の赤い欄干との位置関係と、走り方を考えながら何度も試す女子旅チーム。フェリー待ちのドライバーさんたちは「なにやってんだろ」という思いだったことだろう。
ソワレごっこ・和歌山港編

ソワレごっこ・和歌山港編

ソワレごっこ・和歌山港編

ソワレごっこ・和歌山港編

【県立近代美術館】

映画ソワレのソワレなシーン。伊舞さんがそういう風に言う幻想的で、夢の中のようなシーンが撮影された場所、それは、県立近代美術館・博物館前広場だ。気にはなっていたが初めて訪れたという伊舞さん。取材で何度か訪れているという三浦さんは、今年開館50周年だと教えてくれた。そもそも「ソワレ」って知っている?という伊舞さんの問いかけに、よく知らなかった三浦さん。夜公演のこと。対になる昼公演は「マチネ」。聞いたことがあるのでは。

県立近代美術館へ

県立近代美術館へ

県立近代美術館

県立近代美術館

県立近代美術館が開館したのは1970年。よって今年は開館50周年。間違ってはいない。ただ、当初、県民文化会館の1階に開館した。現在の場所に移ったのは1994年。黒川紀章氏の建築で、公共建築百選に選ばれている。美術館と博物館の前の広場には池があり、ここに水が張られ、夜にかがり火などが焚かれると、まさに幻想的な空間となる。映画ソワレでは、竹灯籠の灯りで照らし出されていた。高低差はほとんどないが、池の間に花道があり、舞台へと通じている。広場は緑の丘にも通じ、また、道路(三年坂通り)をはさんで、和歌山城も見える。
県立近代美術館

県立近代美術館

県立近代美術館前で

県立近代美術館前で

水のない昼間だけど、ソワレごっこはする。
ソワレごっこ・美術館編

ソワレごっこ・美術館編

県立近代美術館前で

県立近代美術館前で

県立近代美術館・博物館では、開館50周年記念展が開催されている。また、三年坂通りに面した歩道には、徳川吉宗の騎乗像があることも記しておく。
開館50周年記念展開催中

開館50周年記念展開催中

徳川吉宗像

徳川吉宗像

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