白浜、夏先取りの旅

【三段壁】

春になり日差しが暖かくなると、この町には夏感が漂い始める。大型連休が近づいてくれば、その感覚は一層強くなる。それが、今回の旅の舞台、白浜だ。旅のテーマは“夏先取り”。旅女子は、伊舞なおみさん(写真左)と柳橋さやかさん。そして、旅のスタートは、三段壁(さんだんべき)。「さんだんぺき」とも呼ばれる。紀勢自動車道・南紀白浜インターチェンジから車で15分。ここは、古くから人気の景勝地で、断崖と洞窟で知られる。熊野水軍(くまのすいぐん)伝説があり、最近では、ジオパークとしても注目されている。

三段壁の名勝ボード前で

三段壁の名勝ボード前で

☆番組は、ここから聞くことができます。

展望台からは雄大な断崖の岩景色と、青色が濃い大海原を見ることができる。女子たちが訪れた日は、天気も良く、絶好の旅日和となった。
三段壁展望所で

三段壁展望所で

三段壁の岩場へ

三段壁の岩場へ

展望台から見えていた、岩の先端の方へ遊歩道を歩いて行く。先端近くの岩場で、最近変化があったのだ。5年前(2018年)、非常に強い勢力で日本列島に上陸した台風21号の置き土産がある。この台風は、四国に上陸後、紀伊水道を北東進、大阪湾へと抜けるコースをとった。中心が白浜沖を通過し、猛烈な雨と風に加え、記録的な高波も観測された。三段壁も波をかぶったという。そして、この台風が去ったあと、長さ4.2m、幅1m、高さ1.2mの岩が現れたのだ。簡単に運べる大きさではない。どこから来たのか。今や新しい名所になっている。そして、名前が公募され「サドンロック」になった。まさに、突然現れた岩だ。
三段壁を行く

三段壁を行く

サドンロック

サドンロック

三段壁は、県内2か所めの恋人の聖地だったりする(もう1か所は、和歌山市の和歌山マリーナシティ)。展望台の前にモニュメントがあり、誓いの南京錠が、金色のハート型を作っている。また、三段壁駐車場のそばには、ハートマークが描かれた郵便ポストもある。
恋人の聖地モニュメント

恋人の聖地モニュメント

郵便ポストにハートマーク

郵便ポストにハートマーク

【千畳敷】

三段壁から海岸沿いを車で2~3分北上すると、千畳敷(せんじょうじき)に着く。こちらも雄大な岩景色で、古くから人気の景勝地だ。表面が平らな岩が一面に広がっている。「千畳」とは、具体的な面積ではなく、広いことのたとえ。女子2人は、三段壁に続いて、名勝ボードの前で、記念撮影する。海が青く、波が白い。岩の先端近くまで歩いて行ける。そうすれば、南側に三段壁、北側に白良浜も見える位置関係。

千畳敷の名勝ボード前で

千畳敷の名勝ボード前で

千畳敷へ

千畳敷へ

千畳敷を見渡せる広場に、方位案内を兼ねた石の円形ベンチがある。東西南北だけではなく、その方角にある都市名と距離が刻まれている。海外の都市と国内の都市、それに、県内の地名の文字が並んでいるのは不思議な感じがする。柳橋さんは「地球の中心に立っているようだ」と言った。
方位案内ベンチで

方位案内ベンチで

方位案内ベンチ

方位案内ベンチ

【湯崎】

千畳敷から海沿いを車で数分北上すると、少し向こうに白良浜(しららはま)が見える場所に出る。広い駐車場を備えた湯崎浜(ゆざきはま)広場だ。最初の1時間、駐車料金無料がうれしい。今回の旅では、町内を車移動したが、全ての立ち寄りポイントで無料駐車場が利用できた。女子2人は、まず、白い大きな女性の像に近づき、同じポーズをしてみる。「真白良媛(ましららひめ)」と書かれ、有間皇子(ありまのみこ)との万葉の伝説があると知る。悲恋の物語だ。おなじみ“演じたがりの女優”2人は、媛と皇子と貝を演じる。悲恋ゆかりの白い貝は「ホンカクジヒガイ」で、町内にある寺の名が付けられているが、それはまた、のちほど。

真白良媛像とともに

真白良媛像とともに

真白良媛の万葉秘話

真白良媛の万葉秘話

湯崎浜広場には、誰もが無料で利用できる足湯がある。「少し熱めで、40度から41度くらい」と柳橋さん。
湯崎浜広場足湯

湯崎浜広場足湯

湯崎浜広場足湯

湯崎浜広場足湯

今回の旅は、有名観光地めぐりとともに、足湯もめぐっていく。
湯崎浜広場足湯

湯崎浜広場足湯

湯崎浜広場足湯

湯崎浜広場足湯

湯崎浜広場にはフィッシャーマンズ・ワーフがあり、飲食店がある。ダイビングもできるようだ。女子たちは、ランチに海鮮丼を選んだ。
フィッシャーマンズ・ワーフ

フィッシャーマンズ・ワーフ

海鮮丼

海鮮丼

【白良浜】

和歌山の夏を代表する海、白良浜海水浴場へやってきた。車は、湯崎浜駐車場に停めたまま。歩いて10分以内だから。白良浜は、5月3日に本州のトップを切って海開きされたが、女子たちが訪れたのはその直前。海は青く、透明度抜群。砂浜は真っ白!すでに夏がここには来ていた。そして、5月の白良浜は、とびっきり美しいということを皆さんにもお伝えしたい。ぜひ、訪れてみて。

白良浜へ

白良浜へ

なんときれいな白良浜

なんときれいな白良浜

女子2人は裸足になって、砂浜を歩いていく。さらさらの砂の感触がいい。そして、波打ち際へ。あまりの海の透明度に、驚きの歓声を挙げ、海にも入ってみた。気持ちいい! なんと美しい海なんだ。海水浴にももちろん良いけど、この景色も超オススメ。
白良浜の波打ち際で

白良浜の波打ち際で

海に入ってみた

白良浜の南端の入口に「つくもと足湯」がある。白良浜で、遊んだ女子たちは、足湯で温まる。
つくもと足湯

つくもと足湯

つくもと足湯

つくもと足湯

海を訪れたあとだが、このあとも足湯をめぐっていくならと、白良浜近くの売店で、おそろいのサンダルを買った。一方、白良浜近くには、有間皇子の石碑がある。真白良媛の像とともに訪ねてほしい。

おそろいのサンダルを買う

有間皇子の碑

有間皇子の碑

【瀬戸】

湯崎浜広場駐車場から車で数分、白良浜に沿って北上すると、瀬戸(せと)地域に。ここには、円月島を望む「御船(みふね)足湯」がある。真ん中にホンカクジヒガイの大きなオブジェがあり、足湯施設の底はでこぼこ。足つぼマッサージ効果がありそうと喜ぶ女子たち。お湯は「チョット熱めで41度から42度」と柳橋さん。湯崎浜広場足湯でも登場したこの温度データは、あくまで柳橋さんの感覚なので、そのつもりで(笑)

御船足湯と円月島

御船足湯と円月島

御船足湯で旅行者と

御船足湯で旅行者と

御船足湯で出会った大阪から来たという林純(はやし・じゅん)さん(写真右)と白井瑞樹(しらい・みずき)さんに話を聞いた。千畳敷や鳥毛(とりけ)洞窟にも行ったと話した。柳橋さんが言った「女子旅のコースのよう」な旅は、2019年8月「白浜、見たことがない景色に出会う旅(三浦ちあき&柳橋さやか)」。
本覚寺

本覚寺

貝類展示室前で

貝類展示室前で

御船足湯の近くにある本覚寺(ほんかくじ)を訪ねた。「貝寺(かいでら)」とも呼ばれ、貝の展示場もある。真白良媛と有間皇子ゆかりの白い貝に名を残すお寺だ。山岡龍史(やまおか・たつし)住職(写真中央)が迎えてくれた。海上安全などを祈念して、近隣の漁師らが貝を寄進したのが始まりで、珍しい貝があれば持ってきてくれたりしているうち、江戸時代には近くに紀州徳川家の御殿があった縁で貝を集めるように命じられたりして、貝寺となったと聞いた。
本覚寺の山岡龍史住職と

本覚寺の山岡龍史住職と

ホンカクジヒガイの展示

ホンカクジヒガイの展示

山岡住職が、京都大学水族館館長と紹介した「ホンカクジヒガイ」の名付け親、黒田徳米(くろだ・とくべい)博士は、日本の貝研究の第一人者で、命名当時、日本貝類学会会長だったとか。ホンカクジヒガイは、ウミウサギガイ科の巻貝で、全長8cmくらいという。展示個体は雌雄がそろったもので、寺宝という。寺には、3万5千種ほどの貝があるといい、展示室にも、多くの貝が並んでいた。境内には、徳本上人(とくほんしょうにん)や俳人、正岡子規(まさおか・しき)の弟子、松瀬青々(まつせ・せいせい)の句碑も建つ。
貝の展示のようす

貝の展示のようす

徳本上人と松瀬青々の碑

徳本上人と松瀬青々の碑

【柳橋】

今度は、白良浜方面に少し戻り、商店街にある足湯「柳橋(やなぎばし)足湯」へ。柳橋さんがいるんだから、ここは外せない。「やなぎはし」と間違われることが多いが「やなぎばし」という柳橋さん。この足湯施設は「やなぎばし」、まさに、同じでうれしそう。柳の木もある。

柳橋足湯

柳橋足湯

柳橋足湯

柳橋足湯

柳橋通り、銀座通り、銀砂通りの三叉路の交差点脇にあり、目の前を車や人が往来する。柳橋温度計は「かなり熱め!43度~44度くらい」と言い、ここも足つぼ効果があるらしい。
柳橋足湯

柳橋足湯

柳橋足湯と商店街ゲート

柳橋足湯と商店街ゲート

【円月島】

旅の最後は円月島(えんげつとう)。真ん中に丸い穴が開いた不思議な島で、2つの岩山がアーチでつながった形とも言える。夕景が特に人気だが、1日を通して、1年を通じて、人気だ。女子2人も旅を締めくくる記念撮影を。

円月島へ

円月島へ

円月島

円月島

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