【清流日置川】
紀勢自動車道の日置川インターチェンジを降りると、清流日置川沿いに出る。そのまま海に向かって下っていくと、きれいな眺めの場所に出た。ゆったりと流れる川。水の色は、まさにエメラルドグリーン。暑い夏の日。ここが旅のスタートになった。スタート写真をと言うと、何やらそれぞれにポーズをとっている。今回の旅女子は、3か月ぶりの三浦ちあきさん(写真左)と、7か月ぶりの柳橋さやかさんの元気で仲良しコンビ。なにやら久しぶりだが、そんな感じが全くしない女子旅が始まる。
☆番組は、ここから聞くことができます。
この鉄杭は船を係留するためのものでビットという。足を置くためにあるわけじゃないが、つい置いてしまう。そして、早速、モデル撮影会が始まった。
【志原海岸】
日置川の河口近くにある海岸は、砂利の浜、志原海岸。海岸線が長く、カーブしていて美しいが、遊泳は禁止されている。砂利をザクザクと踏みしめながら、随所で写真も撮りながら、波打ち際を目指す。
アカウミガメが産卵に来るようだ。浜の何か所かにロープで囲った産卵場所があり、見守ってほしいという注意喚起も。ここから子ガメたちが海に帰っていく日も近いのだろう。
波打ち際に来れば、海の水を触りたい。波が荒いから気を付けてと言い合いながら三浦ちあきさんが海に近づく。波が来たーの柳橋さんの声に一瞬反応が遅れたか、三浦さんは足がもつれて浜に尻もちをついてしまった。涙目になりながら立ち上がった三浦さんだが、自身のイメージではさっと波をかわすはずだったとか。
今回の旅のメインは、志原海岸にある洞窟探検。南紀熊野ジオパークのパンフレットの表紙を飾るほどのダイナミックで大きな洞窟のはずだが、浜を少し歩けば着くというくらいの情報しかなく(すみません)、詳しい地図もないので(すみません)、情報収集にと、道の駅志原海岸にあるレストラン&物産販売所の海来館(みらいかん)訪ねた。店員の中本さんに話を聞いた。写真jの中本さんが持っているのは名物の「あゆチョビ」。ちなみに潮が引いている時だけしか歩けない場所もあるという情報はあり、干潮時は狙って来た。
今回の旅のメインは、志原海岸にある洞窟探検。南紀熊野ジオパークのパンフレットの表紙を飾るほどのダイナミックで大きな洞窟のはずだが、浜を少し歩けば着くというくらいの情報しかなく(すみません)、詳しい地図もないので(すみません)、情報収集にと、道の駅志原海岸にあるレストラン&物産販売所の海来館(みらいかん)訪ねた。店員の中本さんに話を聞いた。写真jの中本さんが持っているのは名物の「あゆチョビ」。ちなみに潮が引いている時だけしか歩けない場所もあるという情報はあり、干潮時は狙って来た。
中本さんは地元の方で、子どものころに「鳥毛(とりけ)の洞窟」にはよく探検に、遊びにと出かけたらしい。浜を歩いていくと30分ほどかかるとか。結構歩くんだなぁと女子2人&スタッフ。途中まで車で行くといいかも…との情報ももらった。
海に沿ってというか、堤防に沿って、自転車道が伸びている。自転車道は県道801号白浜日置川線。ここをしばらく歩く。浜が磯に変わり、小山があったりする。そういったものを眺めながら進んでいく。橋を渡り、少し上る。
しばらく歩くと、小さな三差路に出る。ここまで車で行けると中本さんに聞いたが駐車場がないから気を付けたい(スタッフは、一旦車で行ったが、駐車スペースがなく引き返し、また歩いた)。三叉路の一番左の道を海の方へ降りていくという中本さんの情報通り降りていく。木が茂っている木漏れ日の中を歩く。三叉路からは道も下っている。足取りがまだ軽やかな女子2人は、「探検気分」で楽しそう。波の音が大きくなり視界が開けた。テントを張って夏を満喫している家族がいた。ここでも話を聞いた。大阪の堺市から来たという3人家族。奥さんの里だということで話を聞くと、洞窟はかなり歩かないと…とまたまた歩く情報。頑張っていきましょう!
まずは、磯の壁伝いに歩いていく。このあたりは志原海岸の千畳敷。平らな岩場が大半だが、時折り、崖のようなところもある。冒頭にも書いたが、この日は暑い夏の日。皆それぞれに帽子をかぶったり、タオルを巻いたりと対策はしていたが、千畳敷の照り返しが、堪えた。
時折り現れる潮だまりや、深く切り込んだ岩場に海の水が入っている場所などがある。透明度がすごい。きれいな海の水に、そのたび足が止まり、感動する。休憩しているという話もある。少し洞窟っぽい地形のところに出た。まだ、穴が浅い。こんなもの?と少し拍子抜けしていたら、あった!
これは大きい。調べると、高さは10メートル、奥行きは深いところで30メートルほどだという。女子2人が小さく見える。これもっと有名になっていいよね。
ちなみに道の駅から30分というのは間違ってはいない。ただ、慣れればもっと短縮できそうだ。
とにかくでかい洞窟にテンションが上がる女子たち。そして、洞窟の中は涼しく、暑かったこの日には最高のプレゼントになった。
この景色は一見の価値がある。いや何度でも。これは見たことない景色だ。行かれる時は、干潮時刻を調べるのをお忘れなく。また、波が荒い日も止めておきたい。中本さんに限らないが、道の駅で状況を聞いてみるのが良いかも。映えるジオサイト間違いなし。
鳥毛洞窟の全景を写真に収めるためにスタッフの一人が少し先へ。志原海岸の千畳敷は、洞窟の先にまだ続いているのだ。さらに、何があるのかは、もう少し涼しいシーズンにと、次の機会に譲った。放送で柳橋さんが紹介した三浦さんの絶叫エピソードはこの間に起きたことのようで、写真担当不在のため、写真はなく、収録担当が走って逃げた(おいおい)ため、音も録れていない。残念(すみません)。
【インフィニティ足湯】
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去年(2018年)春にリニューアルオープンしたホテルシーモア。今は“SHIRAHAMA KEY TERRACE HOTEL SEAMORE”という。ここにすごい足湯があるという情報を得て、洞窟探検で疲れた女子の足を癒しに訪れた。その名も「インフィニティ足湯」。足湯と眼下の海がつながっているような景色が広がる。まさに無限の名の通り。
まだ、日が高く、暑かったので、お湯に入る、足をつけるのはどうかな…という思い半分で訪れたが、なんともちょうどいい、気持ちよい湯加減で、くせになりそう。景色もおしゃれな女子には最高。ここもSNS映え間違いなし。
なんと、この足湯は、宿泊客かどうかに関係なく、また、無料で利用できる。日没のころが絶景らしい。そりゃそうだろう。そして、待ち合わせなどに利用する人も多いらしい。
ホテルのエントランスもおしゃれ。ロビーもきれいで、「泊まりたいね」と女子たち。焼き立てのパンがたくさん並ぶ、ホテル内のカフェでしばし休憩を楽しんだ。
【平草原展望台】
最後は、おなじみ(笑)の平草原展望台へ。白浜から田辺、さらにと一望できるビュースポット。三浦さんは、去年3月の「田辺・白浜、おとなの春休み旅」で訪れているが、柳橋さんは初めて来たとのこと。眼下の絶景に歓声を挙げていた。
【関連リンク集】
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