【ナショナルトラスト運動発祥の地】
1974年、天神崎での別荘地開発計画が持ち上がったことから、この自然を守ろうと全国に呼びかけて募金を募り、土地の買い取り運動がスタート。その際設立された「天神崎の自然を大切にする会」は、自然環境保全法人・通称ナショナルトラスト法人の第1号に認定された。1987年のこと。それゆえ、日本のナショナルトラスト運動発祥の地とされている。→詳しくは、こちらの田辺市のホームページに掲載されている。
☆番組は、ここから聞くことができます。
堤防を挟んで陸地の方にはタンポポが咲き、足下にも山にも緑があふれている。木々の中に一瞬メジロの姿を見つけたが、のぞき込むと春の使者もういなかった。
【ひろめ】
春先の田辺に行くならひろめが食べたい。どうせなら漁が見たい。そんな、中川アナに誘われて、新庄漁業協同組合を訪ねた。
田辺市と白浜町の境界近くの海岸沿いに漁協の事務所はある。元組合長の谷本晋一(たにもと・しんいち)さんに「ひろめ」について話を聞いた。女子2人は前のめりで耳を傾ける。1月から始まる漁は、箱メガネで海中を見ながら、手作業での収穫になる。大きいものは1メートルほどになるが、小さい方がおいしいといい、まもなく漁期は終わるという。漁は船なので、水揚げだけでも見たいとお願いしていたが、この日は少し風が強く、出漁できなかったらしい、残念。
谷本さんもオススメのひろめの食べ方、しゃぶしゃぶ。漁協近くにある海鮮問屋丸長・田辺店で食べられると聞いてやってきた。地元の旬の食材ということで、期間限定で、ひろめのしゃぶしゃぶがメニューになっている。
さっと湯にくぐらせると、茶色から明るい緑色に変わる。マジックショーと谷本さんは言ったが、まさに。三浦さんが大はしゃぎで初体験(初めて食べる)。その様子をディレクターが撮影していたものだから、近くの席のお客さんから「ユーチューバーか!」の声。違います、ラジオですから(笑)
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【平草原】
昼食をすませた女子2人がやってきたのは白浜町の平草原(へいそうげん)公園。南紀白浜空港の近くにある四季折々の花を楽しめる公園だ。3月中旬の訪問時には、入口近くで、ヤマザクラが咲き始めていた。放送のころは、桜が満開になっていたようす。白や黄色のスイセンが咲く傍らで、新しい管理棟が完成間近。工事が行われていた。
平草原公園に入ると正面に丸い(円筒形)建物が見える。白浜温泉の歴史や温泉について知ることができる白浜民俗温泉資料館だ。その前には一見足湯のような水たまりがある。かつては湯だったというディレクター、でも、この日は水だった。普段はどうなのか。
温泉の掘り方…って、掘る機会はないなぁ…そんなことを言いつつ、初めて見る資料や道具に「へぇ~」連発の女子2人。入場無料。ぜひ、訪ねてみて。
温泉の掘り方…って、掘る機会はないなぁ…そんなことを言いつつ、初めて見る資料や道具に「へぇ~」連発の女子2人。入場無料。ぜひ、訪ねてみて。
資料館をあとに公園内を進む。池があり、ユキヤナギが咲き始めている。と、突然の青いベンチ。座ってみる。
春を探しに、土筆(つくし)を見つけに来たんだった。思い出して探し始めると、速攻で発見。まだまだ小さな土筆くん。「チャイルド土筆」と三浦さん。そもそも「スギナ」の子なんだけど…。
公園のそばには展望台がある。ここは、知る人ぞ知る絶景スポット。知る人=中川アナが、三浦さんに目をつぶらせて、手を引いていく。そして、3・2・1….。
白良浜や白浜温泉街が眼下に、遠景は田辺・みなべ・さらにその向こうまで見渡せる。天神崎から見た白浜から見てる感じ。
白良浜や白浜温泉街が眼下に、遠景は田辺・みなべ・さらにその向こうまで見渡せる。天神崎から見た白浜から見てる感じ。
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