【旅は道の駅から】
新型コロナウイルス感染症の感染拡大や緊急事態宣言の発令で、外出自粛が要請されたことから放送休止になった今年の4月旅に代わる番組としての夏の臨時旅を敢行、放送することになった。旅女子は、伊舞なおみさん(写真右)と大橋未歩さん。今回は2年越しの大橋さんのリクエスト「フルーツ食べたい!」に応え、今が旬の桃を中心に巡る旅。
スタートは道の駅から
☆番組は、ここから聞くことができます。
旅女子が伊舞さんなら道の駅(スタンプ)がセットのように親和性が高い。大橋さんにも「スタンプ女」「スタンプ女子」と呼ばれるほどに。今回はかつらぎ町の国道24号沿いの道の駅「紀の川万葉の里」からのスタート。ここは紀の川にも沿っていて、堤防道路が自転車専用道路として整備され、花壇もあり、河原ではバーベキューができたりと多目的利用される観光の拠点だ。レストランや物産販売所もある。この日は風がやや強かった。「スタンプはすでに押してあるから大丈夫!」そう言い放った伊舞さんだか、この日はスタンプ帳を持ってきていなかった。そんなこともある。
マリーゴールド咲いてます
大きな植え込み文字
ヒバリが鳴き、花壇にはマリーゴールドが咲き誇る。そして、植え込み文字がある。何と書いてあるのだろう。横から(駐車場から)見ると、よくわからない。「いこいのひろば」ではないかと伊舞さん。正解だった(Google earthで確認できた、もちろん現地でも)。
【桃狩り】
ひとつめのフルーツスポットは、かつらぎ町佐野(さや)にある林(はやし)農園。桃農家で収穫の最盛期。連日、家族や親類が集まって作業に追われている。そんな中、6月下旬から7月下旬に限って桃狩り体験もできる。訪れた日は、体験受け入れ初日だった。園主の林信次(はやし・しんじ)さんと、甥の直樹(なおき)さんが迎えてくれた。道路沿いにある林農園では桃の直売も行っている。農園ではこの時期、「はなよめ」や「日川白鳳(ひかわはくほう)」が食べ頃(狩り頃)になっていた。女子2人は桃狩り初体験。そして、なんと、大橋さんは、木になる桃を見るのも初めてだという。
林信次さん(左)と直樹さん
桃が木になっている!
桃狩りの手順は、大きく、赤い、おいしそうな桃を探す。狩りたい桃を決めたら、両手で包み込むようにして、やさしく下に引っ張る。これだけ。体験では、1人2個を狩る。そして、この2個はお土産になる。これとは別に、園内では、農園が用意している桃を食べ放題だ。
なーさんの桃狩り
みーちゃんの桃狩り
桃狩りの桃選びは、手が届く高さのものというのが暗黙の了解。届かないと両手でやさしく包み込めないから。しかし、伊舞さんは、手が届くものでは満足しない!のかどうか、高い桃をご所望。脚立を用意してもらって、颯爽と桃狩り。さすが。大橋さんも、自分好みの桃を選び、手伝ってもらって狩り、大事そうに抱えて満足げだった。
桃食べ放題
林農園の皆さんと
桃狩りを楽しんだあと、女子2人は、食べ放題を楽しむ。あま~い、みずみずしい、おいしいを連発。林農園の皆さんと記念撮影も。かつらぎ町内には、他にも桃狩り体験ができる農園があり、かつらぎ町観光協会のホームページにまとめられている。この時期だけのおいしい、楽しい体験を皆さんもぜひ。
【フルーツ寿司】
続いてのフルーツスポットは、紀の川市粉河の「力(ちから)寿し」。ここは名物の鮎寿しでも知られるが、フルーツ寿司でも知る人ぞ知る店なのだ。「紀の川フルーツ体験!ぷるぷる博覧会」でもおなじみだし、SNS映えすると人気だ。またまた初体験の女子2人。珍しい物好きの伊舞さんは目を輝かせ、大橋さんは、存在すら初めて知ったと話した。そして、メニューの写真と説明を見ながら、早くも興奮気味!
力寿しへ
メニューを見て盛り上がる
フルーツ寿司と鮎寿しのセットメニューを注文した女子2人。お寿司がキタキタ。キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! おお!きれい!! これはまずは写真だ。そして、どれから食べようか悩みつつ、ひとつひとつ味わっていく。今は桃が中心となっているが、他の季節になれば、旬に応じて食材も移っていく。
キター!フルーツ寿司
まずは写真を撮る女子たち
女子2人の感想は、スイーツ感や果物の甘さが寿司飯に合う驚きと、意外なほどにおいしいということ。他の季節に他のフルーツ寿司も食してみたい。
いただきま~す
サイン頼まれた
お店から、掲示用の写真やサインを求められた。飾ってくれそうだ。訪れた時は、探してみて。ちなみに、以前に訪れた和歌山放送の別チームの写真も店内に飾ってくれていた。他の多くのサイン色紙などもあった。
【ジェラート】
続いてのフルーツスポットは、紀の川市桃山町の桃農家のジェラート店「藤桃庵(とうとうあん)」。定番の人気店だ。一年中、素敵なジェラートが提供されているが、桃の旬の季節に訪ねてみると、「今だけ!」という桃メニューがあったり。女子2人は、店に入ると、メニューの多さに驚き、なかなか選べない、決められない幸せを堪能していた。
藤桃庵へ
たくさんのジェラートがあるぞ
今だけ!といわれると注文するよね。そんなわけで、食べたり、写真を撮ったりと、賑やかで大忙しだ。
たくさん頼んじゃった
食べ比べる楽しさ全開
笑顔が素敵な、藪本周也(やぶもと・しゅうや)社長に話を聞くことができた。最初、サラリーマンとの兼業で桃園を継ぎ、奥様の提案でジェラートの販売を始めたという。桃はおいしいが、傷みやすい、でも、多くの人においしく食べてもらいたいという思いだったとか。そして、最初は委託販売だったジェラートを自分たちで製造販売するようになって、今年7年め。全くの素人からのスタートだったそうだが、すっかり人気のお店になっている。訪ねてみて。
桃丸ごとパフェ!
藤桃庵の藪本周也社長と
【ハスに囲まれ】
最後は、桃ではないが、この季節だけのお楽しみ、ハスの花が咲く紀の川市貴志川町の平池(ひらいけ)緑地公園へ。大賀ハスとベトナムハスが栽培されている。ハス園には遊歩道があり、今なら大きく茂ったハスの葉の中に入って行ける。女子2人はベトナムハス園へ。大賀ハスはすでに花が終盤だが、ベトナムハスは9月上旬ごろまで楽しめる。
ベトナムハス満開
平池緑地公園に女子2人
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