【明恵ふるさと館】
和歌山県内に34か所ある道の駅(全国には、今年3月登録分で、1154か所ある)。この番組でもたびたび立ち寄る大好きなスポットだが、これまで目的地にすることはなかった。3年目のスタートにあたり、「近畿道の駅のスタンプラリー」の新スタンプ帳のスタートが重なったことから、道の駅を訪ねてみることに。行けるだけ行こう、そうだ、“秘境の道の駅”全部行こうと決めた。
道の駅「明恵ふるさと館」
スタートは、有田川町の道の駅「明恵(みょうえ)ふるさと館」。座ってのスタートトークは初めてかも。今回の旅は三浦ちあきさんと伊舞なおみさん(写真右)。
☆番組は、ここから聞くことができます。
明恵上人(みょうえしょうにん)は現在の有田川町の生まれ。生誕地に近い道の駅ゆえにその名が。付近には、みかん畑が多数ある。道の駅は、2001年8月の登録。国道480号沿い、有田川町金屋(かなや)にある。女子2人はさっそく新しいスタンプ帳をゲット。さぁ、出発だ。
道の駅「明恵ふるさと館」
国道480号から国道424号へ、有田川町内を山間部に向かって行く。有田川から修理川(しゅりがわ)へ、右に左に、川に沿って道路が延びる。何度目かのカーブを曲がると眼前に桜の絶景が出現した。スタートから、まだ10キロも走っていないが「ナニコレ!」と女子が思わず叫んでしまうほど。車を止めた。
修理川沿いの桜の絶景
修理川沿いの桜の絶景
【しらまの里】
2つめは道の駅「しらまの里」。1996年8月に登録された。国道424号沿い、有田川町宇井苔(ういこけ)の修理川沿いにある。駐車場には池があり、鯉が飼育されている。漢字だと白馬と書く。小さめの道の駅だが、木の温もりがある。2011年4月に施設がリニューアルされた。
道の駅「しらまの里」
道の駅「しらまの里」
女子2人は駐車場の休憩所にすわってしばし語らう。池の鯉はそれほど大きくないものが多い中、主(ぬし)っぽいのがいると三浦さんがいう。確かに風格はあるが主かどうかはわからない。
池があり鯉がいる、沢山
道の駅「しらまの里」
【みやまの里】
そのまま国道424号を進んでいくと白馬(しらま)トンネルを超え、ほどなく日高川町に入る。川は日高川になり、椿山(つばやま)ダムが見えてくる。ダム湖を望む一角に、ゴールデンウィークには藤が見ごろを迎えるリフレッシュアエリアみやまの里に着く。ダム湖には鯉のぼりが渡されるのだと伊舞さんが紹介。桜の絶景とウグイスのさえずりに車を止めた。
桜絶景、みやまの里
椿山ダム湖と桜
【水の郷日高川龍游】
山あいの国道424号をそのまま走っていくと次の道の駅が見えてくる。1999年8月に登録された道の駅「水の郷日高川龍游(りゅうゆう)」だ。場所は田辺市龍神村福井(ふくい)。ツバメが何羽も飛び交っている。巣もある。
道の駅「龍游」
ツバメが2羽
道の駅「龍游」の桜景色
気になるメニューが
そして、なにより、駐車場が広い、敷地が広い、いろんな店がある。桜もキレイ水もきれい。ここを目的地にできそうなくらいいろいろあって、女子心をくすぐるようだ。
日高川と桜
お店がいっぱい
道の駅「龍游」の桜景色
道の駅「龍游」
シイタケバーガーは次の機会に譲って、今回は紀州杉を使った木工品のお店に入る。品数が多い!木の椅子工房「ジー・ワークス」だ。お店ができて21年ということだから、ここが道の駅になる前からあったようだ。家具職人のお父さんが手作りした椅子を中心に販売しているという。広報・営業担当の松本麻佐子(まつもと・あさこ)さんに話を聞いた。これはあらためて、訪ねなくてはいけない。
ジー・ワークス
ジー・ワークス店内
ゴールデンウィークの5月3日~5日にはイベントも開催するという。「2019ねんいちMARKET」大人も子どもも楽しめそうだ。
ジー・ワークス松本さんと
ジー・ワークス松本さんと
【熊野古道中辺路】
かなり山が深くなってきた。ここは熊野古道の牛馬童子(ぎゅうばどうじ)像が近い道の駅「熊野古道中辺地(なかへち)」。田辺市中辺路町近露(ちかつゆ)の国道311号沿いにある。1996年4月の登録だ。熊野古道への足掛かりとなる場所だけに利用者が多い。観光バスもよく立ち寄っている。外国人の姿も多い。
道の駅「熊野古道中辺路」
道の駅「熊野古道中辺路」
陽気な外国人旅女性を見つけ話しかけてみた。オーストラリアからの旅行者ゲールさんとロビンさん。日本は初めてではなく、十代のころに交換留学で大阪の大学に来ていたことがあるという。今回は高野山や熊野古道、高原にも行った。このあとは那智に行く。さらに、京都と広島は行くが東京は行かないのだとか、色々話を聞いた。もちろん英語で。さすが、紙芝居の海外公演をするだけあって、伊舞さん、さすが。ディレクターの英語表記の名刺が、久々に役立った。
外国人旅女子と
なーさんの右がゲールさん、ちーたんの左がロビンさん。いい旅を。
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