古座川、クマノザクラを見に行く旅

【ラコマ】
ソメイヨシノが鑑賞用に作られた園芸種で、1本の木から増やしたのに対して、クマノザクラは野生種。この2つの大きな違いは、ソメイヨシノが個体差がないクローンなのに対し、クマノザクラは1本1本が違う、個体差が大きいということ。だから、1本見たら終わりじゃなく、いろいろ見たい、そんな女子たち。

Lacoma(ラコマ)への道

Lacoma(ラコマ)への道

道の向こうは滝ノ拝

道の向こうは滝ノ拝

次に訪ねたのは、古座川町でゲストハウスを構える女性。ゲストハウスは滝ノ拝の近くにある。周辺のクマノザクラを案内してもらうことになっている。なんでも、古座川町への移住者で、まだ若い。ってか、26歳!若すぎ!!高柳沙月(たかやまぎ・さつき)さん。

まさに古民家そのまんま

まさに古民家そのまんま

高柳沙月さん

高柳沙月さん

和歌山大学経済学部を卒業後(中川アナの後輩になる)、大阪で保険の営業の仕事を経て、田舎暮らしへの思いが募り、知り合いの知り合いの…といった縁で古座川町へ。初めて訪れた際に「ここだ!」と思ったらしい。移住し、農業就労などを経て、去年秋に、古民家を活用したゲストハウスをスタートさせた。まだ4か月。Lacoma(ラコマ)は、高柳さんの造語という。人と人がつながる場所を作りたいと、夢を叶え、ゲストハウスのオーナーに。

Lacomaで話を聞く

Lacomaで話を聞く

Lacomaで記念撮影

Lacomaで記念撮影

ゲストハウスから、滝ノ拝を少し上流方向へ、山道を登っていくと、川の中に、コンクリート製のブロックのような、堰のようなものがある。中川アナがたずねると、高柳さんが「網場(あば)」というもので、かつて、林業が栄えていたころ、材木を転がして下流に流す役割を果たしていたと即答。へぇ~~となる。

網場(あば)

網場(あば)

網場に気を取られていると、近くに、川に迫り出したクマノザクラがあった。咲いている。ここは、サクラ越しに清流を望めるのがよいのだそうだ。

川にせり出す1本

川にせり出す1本

あ、咲いてるぅ

あ、咲いてるぅ

すっかり仲良くなって、いつしか3人の女子旅のよう。

中崎のクマノザクラか

中崎のクマノザクラか

もう1か所は、イラストマップにも掲載のある中崎(なかざき)へ。県道中崎トンネルの入口(滝ノ拝側)からトンネルに入らず、川沿いの旧道へ。おーかなり咲いている!この日、女子たちが見た中ではイチバン咲いていた。イラストマップにある中崎のクマノザクラは、もうほんの少し下流側にあるクマノザクラだったことがあとでわかる。ただ、高柳さんがいうように、この旧道と川沿いには、クマノザクラが多く、クマノザクラロードと呼べそうだ。「早春はクマノザクラだが、古座川町は、1年を通して素敵なのでぜひ来てください」というメッセージをもらった。

花の前で談笑

花の前で談笑

花の前で記念撮影

花の前で記念撮影

【佐田の桜】
古座川町の桜の名所といえば、七川ダム湖畔「佐田(さだ)の桜」が有名で、見ごろに行われる「佐田の桜まつり」も人気だ。「日本さくら名所100選」(日本さくらの会)にも入っている。ことしは「古座川桜フェア」のラストイベントがこれ。あす(31日)開催される。

七川ダム湖畔へ

七川ダム湖畔へ

七川ダム湖畔で

七川ダム湖畔で

湖畔公園は広い。そして、公園への道にも、ダム湖の堤にも、これでもかというほどにソメイヨシノが植えられている。満開のころに来ないといけない!そう思った女子たち。

【おまけ・満開のクマノザクラ】
イラストマップに掲載されている3か所の満開、絶景風景を撮った。

満開のタイプ木

満開のタイプ木

満開のタイプ木

満開のタイプ木

満開のタイプ木

満開のタイプ木

満開のタイプ木

満開のタイプ木

中崎のクマノザクラ満開

中崎のクマノザクラ満開

中崎の山と川

中崎の山と川

中崎のクマノザクラ満開

中崎のクマノザクラ満開

中崎のクマノザクラ満開

中崎のクマノザクラ満開

蔵土のクマノザクラ満開

蔵土のクマノザクラ満開

蔵土のクマノザクラ満開

蔵土のクマノザクラ満開

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