由良から有田、海の幸をいただき、山の恵みに癒やされる、気ままな冬旅

【休漁日】
給料日もあれば休漁日もある。いや違う、出漁日もあれば休漁日もあるだった。バッシーが、箕島漁港の活気を三浦さんに見せたいと、やってきたが、この日は、海が時化ていて漁には出ていなかった。

静かな港

静かな港

箕島漁港へ

箕島漁港へ

有田箕島漁港では、毎日未明に出漁し、太刀魚を中心とした漁を1年中行っている。そして、午後3時を期して、漁船が港に還り、水揚げされ、セリも行われる。その活気がすごいというのだ。
静かな漁港を歩く

静かな漁港を歩く


ただ、逆に、午後に静かな漁港は珍しいかも知れない。少し歩いてみることにした女子2人。漁船やリアカーが並ぶ。
漁船が波止場に

漁船が波止場に

カラフルリヤカーずらり

カラフルリヤカーずらり

そして、波止の先端や堤防に、びっしりとカモメがいることに気がついた。あの中に入りたい!と、そろりそろりと静かに近づいてはみたがと、カモメたちには通用せず、見透かされたかのように一斉に飛び立ってしまった。
波止場でカモメが羽根休め

波止場でカモメが羽根休め

カモメが一斉に飛んだ

カモメが一斉に飛んだ

カモメが上空を鳴き声を挙げながら旋回する中、女子2人は太刀魚漁船に興味津々。そして、またまた写真も撮る!
これが太刀魚漁船だ

これが太刀魚漁船だ

太刀魚漁船前で撮影

太刀魚漁船前で撮影


【太刀魚カフェ】
活気あふれる港で、水揚げされる太刀魚という景色は見られなかったが、食べることはできるとばかり、人気のカフェへとやってきた。有田警察署の隣という立地も面白い「テラスカフェ・ライスフィールド」。いわゆるおしゃれなカフェメニューは揃っていて、それぞれにおいしいが、ここは地元の食材を使ったメニューが楽しい。

見よ、このサイズ

見よ、このサイズ

太刀魚まるごとフライ

太刀魚まるごとフライ

女子2人のオススメは、太刀魚丸ごとフライ。といいつつ、パンケーキを食べることを忘れない。さすがだ。
スペシャルパンケーキ

スペシャルパンケーキ

おなか、パンパン(笑)

おなか、パンパン(笑)


【有田といえばみかん】
有田といえば有田市、有田川町、有田郡、有田地方といろいろと指し示すものはあるが、やはり「みかん」だろう。有田地方は温州みかんだけではなく、様々な種類のみかんが作られている。農家の人たちの苦労と工夫に脱帽するほどにおいしくて色の良いみかんがたくさんある。そんなみかんが揃う販売所が産直市場「どんどん広場」だ。多くの種類を試食できるのも魅力のひとつ。

みかんの試食三昧

みかんの試食三昧

みかんがたくさん

みかんがたくさん

何か珍しいものはないか…と探す女子が見つけたのは、色はレモン、大きさはグレープフルーツというみかん「はるか」。早速、試食を….「おいひー(おいしい)」。新しいお土産に推す女子2人。いかがでしょう。
おっ、こんなみかんが

おっ、こんなみかんが

おいひー

おいひー


【明恵峡温泉】
水仙からスタートした気ままな旅の終点は温泉。有田川町の少し山あいにある。といっても、そんなに奥まっていないから、気軽に行ける日帰り入浴と食事もできる「かなや明恵峡(みょうえきょう)温泉」。明恵上人は、この地に生まれた鎌倉時代前期の僧で、華厳宗中興の祖と称される。明恵峡は、その名をいただいた峡谷で、温泉施設はこの場所にある。

いざ、温泉へ

いざ、温泉へ


女子2人は、山肌が夕焼け染まるころに到着した。駐車場が広く、施設は紀州材で作られた樽型をしている。まずは入ろう!と温泉に向かう女子2人。湯船が広く湯量も多く露天風呂もある。これが2セットあり、男湯と女湯となっていて、交互に入れ替わるのだとか。さらに、水曜はレディス・デーで女性半額とあって人気という。
湯上りくつろぐバッシー

湯上りくつろぐバッシー

湯上りくつろぐ三浦さん

湯上りくつろぐ三浦さん

アルカリ性低張性冷鉱泉。加温はしているが源泉掛け流し。女子2人は温泉を堪能し、湯上がりのポカポカ状態を楽しんでいる。旅の最後は温泉がいいかもー。そんな声が聞こえてきそうだ。
かなや明恵峡温泉堪能

かなや明恵峡温泉堪能

見上げれば月

見上げれば月

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