冬の高野山を満喫する旅

【奥の院】
いざ奥の院へ。覚道アナはここも初訪問という。紅葉のころに高野山を訪ねたことがあると話すこの女子は、一体、どこを巡って、何を見、何を食べたのか…。

女子2人が奥の院へ

女子2人が奥の院へ

手水舎の水も凍る

手水舎の水も凍る

アメダス高野山でさえ、冬場は、真冬日のことがあるから、それ以外のところ、まして、日陰だと、氷点下が続きそうだ。積雪が固まって凍る、池の水が凍るのはわかるが、流水も凍ることを知る。冷たさが堪える、厳しい環境の地、まさに修行の場所なのだなと実感する。そうそう、「手を洗うところ」は手水舎(ちようずしゃ)という。「手」だけでなく、また、「清める」ところで、作法もあるから。お大師さんは、そんなことにはこだわらなさそうではあるから、今回は甘えておこう。

しろありのお墓がある!?

しろありのお墓がある!?

織田信長の公墓

織田信長の公墓

奥の院は、一の橋側と中の橋側の二か所の入り口がある。今回は中の橋案内所側から入る。するとまず、色々な企業のユニークな墓石が現れる。そして、徐々に奥に入っていく。杉木立が生い茂り、古い墓石や地蔵などが建ち並び、苔むして、雪をかぶり、凍っている。

雪の墓石群

雪の墓石群

無縁塚

無縁塚

最奥が弘法大師御廟。そのすぐ近くに、水行場がある。この雪や冷え込みの中、この水に入るのは、想像するだけで厳しい気がする。

流水やしぶきが氷の花に

流水やしぶきが氷の花に

水行場

水行場

水掛地蔵に水をかけ、手を合わせる女子2人。お地蔵さんの各所につららができている。

奥の院水掛地蔵にお参り

奥の院水掛地蔵にお参り

水掛地蔵に合掌

水掛地蔵に合掌

橋の向こうにあるのが、弘法大師御廟。撮影や録音などは、この御廟橋の手前まで。女子2人は、より清澄な空気感を感じた様子。ピリリとし、背筋が伸びたと。御廟、燈籠堂など巡る。吐く息がより白く、幻想的でもある場所だ。

弘法大師御廟を望む

弘法大師御廟を望む


御廟近くには、御朱印をもらったり、お土産を買えるところがあり、無料休憩施設もある。ストーブが暖かい。セルフサービスだが、知る人だけが、お茶をいただくことができる。あたたかく、おいしいと感激する三浦さん。
お土産&スタンプ

お土産&スタンプ

お茶を汲む三浦さん

お茶を汲む三浦さん

冬の高野山は厳しい寒さの中にあるが、雪景色は美しく、オススメの場所。防寒対策はくれぐれも万全に。


【おまけ】
番組では、高野山奥の院の弘法大師御廟にお参りして、お土産の焼き餅を食べたところで終わっているが、収録では、九度山町の慈尊院&丹生官省符神社にも立ち寄った。webではその様子もお伝えする。

【慈尊院】

慈尊院

慈尊院

慈尊院を参拝する女子2人

慈尊院を参拝する女子2人

慈尊院に立ち寄る女子2人。覚道アナは、ここも初訪問だとか。弘法大師空海のお母さんゆかりのお寺ということで、女性の味方とされる。おなじみおっぱい絵馬がいっぱい。様々な女性の願いが絵馬に記され、吊されている。

慈尊院のおっぱい絵馬

慈尊院のおっぱい絵馬

慈尊院の絵馬

慈尊院の絵馬

以前に取材で訪れたという三浦さんは、住職に話を聞く。

慈尊院で話を聞く

慈尊院で話を聞く

凍ってる!

凍ってる!

高野山への道案内犬として親しまれているゴンの石像がある。なんと金のマント姿になっている。世の中を明るくしたいという思いだそうだ。記念撮影しておこう。

金色のマント姿のゴン

金色のマント姿のゴン

ゴンとお大師さんと女子

ゴンとお大師さんと女子

紀の国わかやま国体でもなぎなた競技の会場となった九度山町では、今、漫画「あさひなぐ」とコラボしたスタンプラリーが展開されている。「あさひなぐ」では、高校のなぎなた部の冬合宿の地として、九度山が描かれているのだそうだ。スタンプ用紙は、慈尊院にもあった(スタンプ場所などにあるもよう)。

あさひなぐ×九度山町

あさひなぐ×九度山町

あさひなぐスタンプ

あさひなぐスタンプ

多宝塔と石段

多宝塔と石段


慈尊院には多宝塔がある。その脇に石段があり、上がると丹生官省符神社がある。
丹生官省符神社

丹生官省符神社

丹生官省符神社の大絵馬

丹生官省符神社の大絵馬

干支の大絵馬があった。犬好きの三浦さんは記念撮影に余念がない。

丹生官省符神社で写真撮影

丹生官省符神社で写真撮影

今回の取材日は、1月15日。1月中旬の様子を伝えた。高野山はもちろんのこと、内陸部や山間部では、冬の時期は、路面の積雪や凍結か所がある。タイヤチェーンやスノータイヤ規制があれば従うとともに、携行するのが望ましい。また、出掛ける際には、当該市町村の役場や観光施設などで、状況を確認のこと。

さらに、今シーズンの高野山行きに関しては、南海電鉄高野線が使えない。去年10月の台風豪雨に伴う地すべりの影響で現在も不通区間がある。橋本駅と高野山大門南駐車場間で代行バスが運行されているが、ダイヤは電車とは異なるので、これも確認の上利用のこと。


関連リンク

今回の女子旅サポーター(ナレーション)は、中川智美アナウンサー。

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