【新番組】
2017年4月、初回は、スタートにふさわしく元気な女子旅をということで、三浦ちあきさん(写真右)と柳橋さやかさんの元気印コンビ。柳橋さんが紀の川市に住んでいることもあり、旅の始まりは、紀の川市桃山町の桃源郷域。一面の黄色をバックに自撮りで記念撮影。天気も良く、旅日和となった。
実はこの2人、和歌山に来たのが同時期で和歌山同期生なのだという。そして、プライベートでも仲が良いらしい。
京奈和自動車道が和歌山市まで伸び、第二阪和国道や阪和自動車道に接続されたことで、県北部の東西移動が格段に便利になった。早速、使ってみたいと、今回の旅を企画。少し騒がしい旅となったが、元気な2人がさらにパワーをもらった。
☆番組は、ここから聞くことができます。
【桃源郷(紀の川市桃山町)】
和歌山放送から車で約40分。今回の旅の始まりは紀の川市桃山町。4月の上旬には、桃源郷の名のとおり、桃の花が満開で、桃色と黄色のコントラストが鮮やかだったが、この日は、すでに桃の花はなかった。残念。それでも圧巻の一面の黄色と、変わり種かかしがスタートを見送ってくれた。この案山子は毎年姿を変えるこの地の名物的存在。遠目には、案山子には見えない。そして、それらは、ただでさえ、テンションの高い2人をさらにハイテンションにした。
【子安地蔵寺(橋本市菖蒲谷)】
京奈和道の紀ノ川東インターから橋本インターへ、そして、橋本市の子安地蔵寺(こやすじぞうじ)へ。車で約40分の移動。関西花の寺25ヶ寺に和歌山県からただひとつ入っている。この時期は藤が有名。だが、訪れたときは、まだ咲いていなかった。つぼみは無数にあったが、花は少し遅めな感じか。しかし、放送日のころ、ゴールデンウィークには見ごろになるとの話。
お寺に入った2人は、足元に咲く花に大はしゃぎだったが、花の名まえは全くわからない。お参りのあと、住職の息子さん島田凌弘(しまだ・りょうこう)さんと今年の藤むすめのひとり、木村凪沙(きむら・なぎさ)さんに案内してもらうことに。島田さんは高野山大学の学生といい、木村さんは社会人。ともに21歳という。藤はまだだったが、その分、桜が残っていた。住職がつく鐘の音が心地よい。
5月に入ってすぐに、再び、子安地蔵寺を訪ねた。話のとおり、藤は満開だった。
【丸高稲荷神社(橋本市紀ノ光台)】
子安地蔵寺から車で約15分、隅田八幡神社(すだはちまんじんじゃ)の飛び地、丸高稲荷神社(まるたかいなりじんじゃ)がある。知る人ぞ知る桜の名所で、参道に並ぶ85基の朱の鳥居の上に枝が伸びていて、満開のころは、桜のトンネルと化す。高台にあるので、景色もよく、眼下には、京奈和道~橋本市中心部~高野の山々が一望できる。
学生時代には陸上をしていた三浦さんは「足にくるね」といいつつもすいすい上がっていくが、歌って踊れる…はずの柳橋さんは息も絶え絶え。山頂の景色も早々に、昼食をご所望。まぁお昼も回ったしね。それでも、遊具があると登ってみる余力はあるようで。
【はしたま(橋本市小峰台)】
昼食は、丸高稲荷神社から車で数分のところにある卵食べ放題で知られる「卵庵(らんあん)はしたま」で。とはいえ、旅する女子は注文した品に卵をひとつトッピングしたにとどまった。休憩がてら、同じ敷地内にある「卵菓HASHITAMA(らんかハシタマ)」へ。濃厚なプリンを食べて満足な様子。さぁ、午後の旅を始めよう。