身体には600兆個の微生物が・・・160906
2016/12/06
今日は月イチ恒例!近畿大学生物理工学部ラジオ講座の日。
今月のゲストは生物工学科の教授、阿野貴司先生。
環境微生物の研究をしている工学博士です。
<情報ボックス>
☆月イチ恒例、近畿大学生物理工学部ラジオ講座~身近な科学~
近畿大学 生物理工学部 生物工学科 教授 阿野貴司先生
微生物を研究している阿野先生。
1ミリの1000分の1は1ミクロン。これくらいが微生物の大きさだそうです。
微生物は様々なところに住んでいて、身近なものでは、納豆菌やパン酵母があります。
なんと、私たちの体にも約600兆の微生物がいるとのことです。
もちろん、微生物は身体に有益なものもあれば、有害なものもあります。
一つひとつは目に見えず、小さいものですが、まとまると大きな力を持ちます。
阿野先生はこれを農業利用やエネルギー創出につながるように日々研究をされています。
例えば、植物は化学物質でシグナルを出して、特定の微生物を呼んだり、避けたり。
植物と微生物は会話をしているとのことです。
これを利用して、土に微生物を混ぜると病気に強い農作物を育てることができます。
また微生物がモノを分解する時に出る力を利用して、電気を作り出す研究も進んでいるそうです。
将来は微生物の生み出す環境に優しいエネルギーが、私たちの生活を支えるかもしれませんね。
環境にも優しい微生物。その可能性ははかり知れません!
先生の和歌山県の印象は「自然が多く、柑橘類などの農作物も豊か。微生物の宝庫で可能性を秘めている」だそうです。
和歌山の土は微生物がいっぱい。キャンパスの周辺も山なので、学生の皆さんと新しい微生物を探しているとのことです。
近畿大学生物理工学部では9月17日(土)に公開講座が開かれます。
「受精卵をよく見て不妊を知る」「無限の可能性!?ヒトの役に立つ微生物」がテーマ。
場所は橋本商工会館(橋本市市脇1-3-18)、13:00受付、13:30開講です。
興味がある方は、是非お越しください。
詳しくは近畿大学生物理工学部のホームページをご覧ください。
阿野先生のリクエスト
♪瑠璃色の地球/松田聖子
♪麦の唄/中島みゆき
♪365日の紙飛行機/AKB48
☆MORNIN’ぼうず
太地町出身の書画家田中太山さんに漢字一文字のリクエストをもとに詩を作ってもらいます。
これまでの作品もふくめ→番組ブログでご覧いただけます
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※お問い合わせはこちら 電話0120-40-1475
<リクエスト>
♪鎌倉物語/サザンオールスターズ
☆あす水曜日は、県立医大元学長の駒井則彦先生が出演します。
健康相談は午前9時から9時50分まで電話でも受付しますよ~