環境特番SP② 190625
2019/06/26
6月は環境月間。
あふれる和歌山の自然を、どう守り、共生していくか。
きのうときょうの2日間、特別番組をお送りしましたー。
と、いうわけで
今週のテーマは「あなたの身近なエコ」
捨てるものを少なく、食べ残しはしない、完璧じゃなくてもできることから少しずつ。
実践していることでも、これからやってみたいことでも。
am@wbs.co.jpでお待ちしています!
エコについてのメッセージをお寄せいただいた方の中から抽選で3人にエコグッズをプレゼント!
<パイル織物で排水浄化>
・田辺支局の松原燈さんのリポート
工場からの排水を綺麗にするために開発された「エコテックス」。
自然の川・池の食物連鎖をヒントにつくられています。
紀北地方の地場産品「パイル織物」を使って、微生物が住みやすい環境をタンク内につくり、その微生物が有機物を食べることで水が綺麗になるそうです。
余剰汚泥は産業廃棄物ですが、これをなるべく少なくすることで環境にもコストにもやさしくなるでしょう。
実際に導入されている工場の中では、以前より8割も余剰汚泥が少なくなった、という話もあります。
田辺市稲成町のエコ和歌山が、県工業技術センターとの共同研究で、高野町のオーヤパイルのパイル織物を使って作られた「エコテックス」。
くわしく知りたい方は→エコ和歌山へ
<エコでスローな暮らしを提案!②>
一昨年、わかやま環境大賞にもなった有田川町では、環境と経済を両立したエコなまちづくりを目指して「有田川エコプロジェクト」が続けられています。
そんな有田川町へ移住して、エコライフを送っている方にお話を伺いました。
築80年以上の古民家に住む、熊谷芳明さん。
広い家の中に、寝室スペースを作ってみたり・・・
庭に麦を植えたり・・・工夫しながら楽しめる暮らしを目指しています。
西桃子さんは、祖父母の家を受け継いで住んでいます。
これはフローラルウォーターを製作中の蒸留器(自作)
壁の装飾もとってもオシャレ!
音楽活動もされているご主人がつくった「ひょうたんスピーカー」
ほかにも、庭にミラーボールがあって、反射する光を室内に取り入れたり、ユニークです。
無農薬でみかん・梅などを作っている、松本裕典さん。
パーマカルチャーの考え方を取り入れています。
訪れたときは、ちょうどみかんの花咲く頃。
全国に松本さんのみかんのファンがいらっしゃるんですって。
そのほか松本さんは県内で始めて「太陽熱ボイラー」を導入したり、コンポストも使い、自家用車は廃油で走る「天ぷらカー」!
エコライフの先生みたいな方なんです。
地球温暖化防止の普及啓発活動や、町のまちづくりチームでの活動、講演会や防災への取り組みも行っていて、去年度の「わかやま環境大賞」にも選ばれています。
<南方熊楠に学ぶ>
・白浜町の南方熊楠記念館館長の谷脇幹雄さん
いまから108年前に、「エコロギー(エコロジー)」という言葉を使っていた南方熊楠。
あらためて、熊楠の環境保護活動や思想を教えていただきました。
親交の深かった昭和天皇への御進講から今年6月で90周年ということで、記念館では特別展も開催中です。
→記念館のホームページ
<快適生活>
・クイックマスカラ「艶髪」
・ドクターオーラル「ホワイトニングパウダー」
0120-40-1475
<ジュークボックス>
♪ふるさとは今も変わらず/新沼謙治
♪to U/bank band
♪水無月/秦基博
あすは中大輔先生の健康相談!
電話は当日9時~50分間受付です。
ほか、メール・FAX・ハガキでもどうぞ~
覚道沙恵子アナの担当です!