第29回和歌山放送ラジオ・チャリティ・ミュージックソン

目の不自由な方、身体に障害のある方へ「通りゃんせ基金を」音の出る信号機を◆テーマは「wbs+(プラス)」◆2014年10月31日~2015年1月31日

お礼と感謝

「第29回wbsラジオ チャリティ・ミュージックソン」のお礼と感謝

「目の不自由な方、身体に障がいのある方へ あなたの善意を」――と和歌山放送がリスナーのみなさまに呼びかけ、和歌山放送と全国のラジオ10局<STVラジオ(北海道)、青森放送、IBC岩手放送、ラジオ福島、ニッポン放送(東京)、ラジオ大阪、中国放送(広島)、西日本放送(香川)、九州朝日放送(福岡)、ラジオ沖縄>とネットワークを結んでお送りする、「wbsラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は今年で29回目となりました。

音の出る信号機を設置することを主な目的とした募金キャンペーンで、前回までのキャンペーンに寄せられた募金額はあわせて1億7,492万2,564円となり、音の出る信号機を和歌山放送の放送エリア(和歌山県内と大阪府南部地域)に、あわせて98基寄贈・設置しました。クリスマスイブの24日正午からの24時間特別番組と、県内21か所に設置した募金基地「愛の泉」での募金活動は25日正午、無事終了しました。ありがとうございました。

募金活動は来年(2015年)1月31日まで実施していますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

突然の師走・総選挙が実施されたこともあり、大変あわただしい年の瀬となりましたが、この「通りゃんせ基金」への街頭募金活動(23日~25日)には、和歌山県交通安全母の会のお母さん方、日本ボーイスカウト和歌山連盟、日本ガールスカウト和歌山連盟、和歌山市軟式野球連盟学童部和歌山北支部の子どもたち、地元高校生の皆さんなどたくさんのボランティアの方々にご協力をいただきました。今年は、東京のニッポン放送とのやり取りの中で「南国・和歌山」というフレーズが出るくらいで、少し暖かい中でのスタートとなりましたが、師走の寒さの中で、長時間にわたって街頭に立って呼びかけていただき、本当に、本当にありがとうございました。

今年の24時間特別番組では、落語家・桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんと中川智美(なかがわ・ともみ)アナウンサーが、近鉄百貨店和歌山店の特設スタジオから生放送し、県内各地に設置された街頭募金基地「愛の泉」や、和歌山・田辺・新宮で繰り広げられたチャリティーオークションの会場などを結んで募金を呼びかけました。

特設スタジオにはゲストとして家庭犬インストラクターの石田千晴(いしだ・ちはる)さんやご当地アイドルグループFun×Famのメンバーらをお迎えしました。
東京のニッポン放送には、女優の上戸彩(うえと・あや)さんがメインパーソナリティーで、和歌山放送など全国のラジオ局を結ぶ「声の握手」では、桂枝曾丸さんがわくわくどきどき、楽しいやりとりをしていました。

今年は「+(プラス)」。リスナーのみなさんの「+(プラス)」な話しにまつわるリクエスト曲をたくさんいただきました。1曲1曲に思いがこもったエピソードを添えてくださり、ありがとうございました。地元ミュージシャンの方々に「愛の泉大使」になっていただき募金に立っていただいたこと、98基のうち県内に設置された「音の出る信号機」の現在とその周辺の様子をリポートしたこと、深夜にはラジオ沖縄とつないで愉快なトークを交換したこと――今年も、例年以上に、街に愛あふれる音楽や声をお届けできたのではないかと思います。

こんな実話があります。アメリカのある学校の授業中、実験用のネズミが逃げ出しました。その時、先生がクラスの生徒の中で、一人の盲目の少年に探し出すよう頼んだのです。なぜか。その子には、視力をしのぐ、〝鋭敏な聴力〟があることを知っていたからです。後に少年は、その聴力を生かし、世界的音楽家になりました。その名は、スティービー・ワンダー。彼は述懐しています。「自分の持つ能力を先生が認めてくれたそのときに、新しい人生がはじまった」と。一つ一つの命に隔たりのない自信と勇気を与えることでその命は大きく伸びるのだとも。大切なのは、一歩の努力、一つの挑戦でも見逃さず、心を込めてたたえること。その励ましの一つとしてこの募金活動も生かされるのだと信じたいのです。未来の英雄たちへの励ましの一歩なのだと。

今年は視覚障がい者にとって嫌なニュースがたくさんありました。白い杖を頼りに道路やプラットホームを歩く視覚障がい者の学生に背後から蹴って倒して去って行った何者か…何があっても声をあげることのない盲導犬を傷つけた何者か…私の妹も、小学2年生で光を失い、全盲者です。一人で白い杖を頼りに道路を歩く時の恐怖を、何度も聞いています。だから、わかるわけではありませんが、「白い杖をついていることの意味」(目が不自由であること)を知らない人が多いというのが現実のようです。

私たち和歌山放送が推進している「音の出る信号機(音響装置付き信号機)」の設置運動が、視覚障がい者の人たちにとっては、切実な問題であることがわかります。

ご協力いただいた、この募金活動が、20年以上も和歌山県の「音の出る信号機の設置率第1位」を続けていることに大きく貢献していると思います。当社、従業員ならびに関係するスタッフ全員の誇りです。皆様に感謝しつつ、音声だけでお伝えすることを使命とするラジオ局として、このキャンペーンをこれからも続けてまいります。

リスナーのみなさまが、新年を健やかに迎えられますことをお祈りいたします。
ありがとうございました。

2014年12月25日
第29回wbsラジオ・チャリティ・ミュージックソン実行委員長 中島章雄

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