開幕試合の始球式は「ミスターアマ野球」杉浦正則さん

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第98回全国高校野球選手権和歌山大会の開幕試合、向陽対箕島戦では、「ミスターアマチュア野球」とも呼ばれ、オリンピック3大会連続出場を果たした九度山町出身の杉浦正則(すぎうら・まさのり)さんが始球式をつとめました。
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始球式に先立って、マウンド上でインタビューに答えた杉浦さんは「ここに立つのは30年ぶり。和歌山の野球に貢献できればと始球式を引き受けました。高校野球は私の野球の原点、仲間を信じて、勝利を信じて最後まで全力プレーで戦い抜いてください」とエールを送っていました。
そして始球式ではゆっくりしたフォームから直球がキャッチャーミットに収まると、スタンドからどよめきと盛んな拍手が送られていました。
杉浦さんは、県立橋本高校、同志社大学を経て、社会人野球の日本生命に進みました。そして1992年のバルセロナオリンピックから、96年のアトランタ、2000年のシドニーと3大会連続でオリンピック日本代表入りし、シドニーでは主将として松坂大輔投手らとともに活躍しました。現役引退後は、2006年から4年間は日本生命の監督もつとめました。

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