【決勝】箕島 0—2 市和歌山(試合終了)
決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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箕島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
市和歌山 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 2 |
第98回全国高校野球選手権和歌山大会14日目、決勝戦。
箕島と市立和歌山の公立校同士の対戦は、終盤に2ランホームランの決勝点を放った市立和歌山が、箕島に2対0で完封勝ちして2年ぶり6回目の優勝を決め、甲子園春夏連続出場を果たしました。
決勝戦は市立和歌山の赤羽(あかば)、箕島の福居(ふくい)両エースが投げあいとなりました。
0対0で迎えた8回、市立和歌山は先頭バッターの1番山崎(やまさき)がライト前ヒットを放ち、送りバントで2塁に進塁すると、3番藪井(やぶい)が左中間スタンドに大会21号の2ランホームランを放って均衡をやぶり、結局これが決勝点となって市立和歌山が2対0で2年ぶり6回目の和歌山大会優勝、夏の甲子園には5回目の出場を果たしました。
準優勝の箕島は、市立和歌山エース赤羽(あかば)のテンポよいピッチングと堅い守備でわずか2安打に抑えられ、3年ぶりの優勝はかないませんでした。
試合後の共同インタビューで市立和歌山の半田真一(はんだ・しんいち)監督は、決勝打となった藪井のホームランについて「よく打った、ナイスバッティング」とねぎらい、エースの赤羽投手については「ここまできたら自分の持っているものを全て出すよう言った。もう一度(甲子園で)やりたいという気持ちが強かった」と喜びを語りました。
また河崎真(かわさき・まこと)主将は「センバツ大会では悔しい思いをしたので、あの場所でもう一度試合をしたいという気持ちが強かった。まずは一勝を目標にがんばりたい」と抱負を語っていました。
投手
箕島:福居(3年)
市和歌山:赤羽(あかば・3年)
本塁打:藪井(市立和歌山)大会21号HR
試合開始 午後1時00分
試合終了 午後2時50分
試合時間 1時間50分
解説:橋口周良さん(元田辺商業・田辺工業高校監督)
実況:北尾博伸アナウンサー
リポート:(1塁側・箕島)三浦ちあき・(3塁側・市和歌山)覚道紗恵子