【3回戦】和高専 10-9 紀北農芸(試合終了)

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3回戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9
紀北農芸 3 0 0 0 0 0 3 0 3 9
和高専 1 0 0 7 2 0 0 0 x 10

大会9日目第1試合、和高専と紀北農芸の対戦は、追いすがる紀北農芸を和高専が10対9の1点差で辛くも逃げ切って8年ぶり3回目の準々決勝進出を果たしました。

この試合、和高専は土井(どい)、紀北農芸は山名(やまな)のともに2年生エースの先発で始まりました。初回、紀北農芸は3連続ヒットなどで3点先制します。その裏、和高専は先頭打者の中本(なかもと)が大会12号になるホームランをレフトスタンドに運び、反撃を狼煙を上げますが、今大会無四球で好投を続ける紀北農芸の山名はすぐに立ち直り、追加点を許しません。しかし4回に、その山名が崩れます。23イニング目にして初めてフォアボールを与えると、和高専はその後4連続ヒットを含む打者10人の猛攻で一気に7点を加え試合をひっくり返します。和高専は続く5回にも6番久保(くぼ)のタイムリーヒットで2点を追加し、7点リードと試合を優位に進めます。一方紀北農芸は7回にワンアウト1,3塁のチャンスに4番下絵図(しもえず)が大会13号、自身3試合連続のホームランを放ち3点返します。さらに9回には和高専3番手・福井の4連続フォアボールを含む6つの四死球で3点を返し1点差まで詰め寄りますが、最後のバッターが空振り三振に倒れ、10対9と1点差で和高専が勝ち準々決勝に駒を進めました。

勝った和高専は大会11日目第2試合・準々決勝で有田中央と和歌山東の勝者と対戦します。

投手
和高専:土井 (2年)→前田(3年)8回~→福井(3年)9回~
紀北農芸:山名 (2年)

本塁打:和高専・中本(1回裏 大会12号ソロホームラン)
紀北農芸・下絵図(7回表 大会13号3ランホームラン)

試合開始 午前9時00分
試合終了 午前11時12分
試合時間 2時間12分

解説:福田浩二さん(伊都高校・近畿大学OB)
実況:牛尾淳アナウンサー

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